Drawings 7

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笹野原(どーしよー……)

退勤時に彼氏と会う流れになって喜んで退勤したものの、ナース服脱ぐための更衣室で今朝選んだファッションは男性ウケとか一切考えないオシャレ好き女だけが好きなタイプのやつ(ドロップショルダーのダボダボテーラードジャケット+男からはボンタンにしか見えないコクーンパンツ)だったことを思い出して「こんな時に限って…!」って気持ちで待ち合わせ場所まで来た夕ちゃん(説明が長い)

しかもハイヒールなので確実に蒔田さんより目線が上になるし……なんて諸々のことを気にしていたら蒔田さんがやってきて、そのもろもろの悩み事についての話になり、「……何が嫌なのかよくわからんが、身長が近いほうがやりやすいことも色々あるだろうし、そんなに気にしすぎることもないのでは? ほら。キスがしやすいとか手をつなぎやすいとか」って適当なフォローの言葉を言われた夕ちゃん↓

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笹野原(どうせ何もしないクセに……)
説明が長い。

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笹野原「まきたさーん、バスタオルとハンドタオル、買い足してもいいですか?」

蒔田「えっ足りないか?」

笹野原「全然ですー」


蒔田さんちのお風呂を借りた夕ちゃん。

一人暮らしで自炊しない男の人の家、タオルの数が異様に少ないというあるある。

 

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なんかどちらかにとって悲しいことがあったんだと思う。

 

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職場の機嫌の悪い時の蒔田さん。

しょっちゅう距離感のおかしい女ストーカーに付きまとわれたり抱き付かれそうになったり、婚活女子から「真面目そうだし遊んでなさそうだし、この人『程度が』私には丁度いいかなー」って本心が見え透いているナメきったアプローチを受けることが多いので、すっかり素で感じの悪い人になってしまっている。夕ちゃんがあまり知らない蒔田さんの一面。

 

……って話を居酒屋で聞いた三田村君の感想。↓

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三田村「それ絶対相手が自分の好みじゃなかったってだけっしょ?」

バールナース屈指のノンデリ。
 このあと「絶対好みの相手だったら流されるまま付き合っちゃうでしょ昔の俺そうだったも」まで言ったところで蒔田にあごをつかまれる(そして「たいたいたい」になる。)

 

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蒔田(好み……なのかなあ……)

気が付くと表情筋がゆるんでいる相手ではあるけれども。

 

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三田村君にいきなり観劇に誘われ「いやそんなところに行けるようなかっちりした服持ってないから……」と断ると「だと思った」という言葉とともに服を買いにつれていかれ、三田村君の趣味っぽくない妙に年齢高めの人に好かれる服を選ぶなーと不思議に思っていたら、観劇もだけど後日三田村家の両親に朝倉を会わせる時用の服だったことが後日発覚して「だから三田村さんは毎度毎度外堀の埋め方が怖いのよ!!」ってブチ切れることになる朝倉(今はまだ状況が分かってない)(三田村君は彼女に対するお金のかけ方が某三田の大学&不動産屋業界仕込みでマジで狂っているのでこの服もワケわからんレベルのお値段)

 

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朝倉「行ってきたわよチワワとアフガンハウンドのいる豪邸に!!」

笹野原「ひーマジですか」

って絵に描いちゃったんだけど、狆だわ。チワワじゃなくて、狆だったわ。