楽屋裏話



 置いておく場所がないのでここに再掲しておきます。

 登場人物について作者が好きなだけ書き倒しているだけの記事です。

 

 本編(1~58話)まで読んだこと前提で書かれているネタバレありまくりな文章なので、読んでない方ご注意を!!(ネタバレOKな方は初見でもどうぞお読みください!!!!)

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 あと当然のように絵も出てきます。きっと見ているうちにこのネコチャンみたいな顔になってくると思います。どうぞご無理はなさらず、ご安全に!!

 

 

 

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 ■ 笹野原 夕 (セラ・ハーヴィー)

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 一応本編主人公。どこにでもいるごく普通のバーサーカーナース。

 高身長モデル体型パリピ属性持ち。ゾンビゲーだったり漫画だったり乙女ゲーだったりと、オタク方面の素養も深いけど、基本ゲラゲラ笑いながら女の子だけで群れてよくわかんないインスタ映えする写真を撮りまくっている人種です。(なぜそんな共感しにくいヤツをヒロインにしたんだ……)

 明るく朗(ほが)らかでパワフルな反面、ため込んだ怒りや悲しみは全部暴力ゲームのゾンビ殺しでどうにかしてきたような鬱屈(うっくつ)とした過去もあり。特に介護と遺産相続問題、代替医療がらみで色々あった人です。なのでワクチンにこだわっているのです。
 京王線沿線の南大沢あたりに実家があり、通学時にはよく駅前のアウトレットモールに寄っていたんだと思います。そして挙句の果てにファッション廃人になったのでしょう。
 大学時代は都心から離れた看護大学に通っていたので一人暮らし経験もそこそこあり。

 そんな夕ちゃんですが、序盤はほんっっとうに桐生さん(蒔田)に興味を持ってくれなくて苦労しました。本当にただのゾンビ殺したいガールだったので……。
 お前……それじゃあ恋愛小説にならねえだろうがー!! って何度物語を軌道修正(きどうしゅうせい)したことか……。苦し紛れにいろいろ設定ゴテゴテつけすぎましたが、ぶっちゃけ付けすぎた感が否めませんでしたね。イン×タグラマー設定とかそれ本当にいる? って感じになっちゃったし。

 そして彼女、後半でまさかのメンヘラ疑惑が出てきましたが、ぶっちゃけナースは七割がたメンヘラなので、これはそこまで驚くべき設定でもないです。むしろ夕ちゃんは普段全然そんなそぶりを見せない分、かなりマトモな方であるといえます。(職場に傷だらけで来るやつとかいるからね本当に……)
 明るく元気で誰かを守りたいという思いがいっとう強い彼女が、お外に出るのを怖がっている蒔田さんにとっての救いになっていくことができたらいいなと思います。本当に。

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 本編最終章の彼女はとても頑張りました。

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 そんな大活躍した彼女も普段はその辺にいるおねーちゃんで、

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 ……そしてそんな彼女も仕事中はセクハラなどされまくりつつずっと目が死んでいるモブナースなのです。がんばれ……。

 

 

 ■ 蒔田 修一 (桐生総一郎)

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 気の毒苦労性天才メガネ。高度な技術を必要としない乙女ゲー開発会社で働くにはあまりにオーバースペック気味なエンジニア。メガデモの天才。
 元不良&派手な炎上経験持ちのため、セキュリティ意識が高すぎる超慎重派になってしまった人です。恋愛にしろ自分の作品を世に出すことにしろ、リスクになりそうなことは何も出来なくなっています。傷は深い……。
 東新宿住まいになったのは社会人になって数年経過してからの話で、本来は生粋の埼京線ユーザーです(実家も通っていた中高も大体その辺)。蒔田は抱えている過去が過去なので、あんまりそれ以上細かくは決めていませんが。

 彼も序盤は夕ちゃん(セラ)に対する興味のなさが本当にヤバくて(異世界のバグや仕様にしか興味を示さなかった)、「え? これどうやったらくっつくの? この二人本当にくっつくの?」と、作者は気が気ではありませんでした。
 序盤の桐生とセラ、本当に蛇足(だそく)みたいな会話ばっかりしてたと思うんですけど、あれも作者が二人を仲良くさせようと試行錯誤した痕跡(こんせき)なのです……。それでもどうにもギクシャクしていましたが。
 で、本当は彼、戦闘能力ゼロにする予定だった(変わりに夕ちゃんがばりばり人殺しに走る予定だった)んですけれども、それじゃ女の子には受けないということで、思い切って日比野のハレ×ヤばりの戦闘能力カンスト人間にしちゃいました。おかげで物語がとても進めやすかったです。一般人じゃゾンビのうろつく廃屋なんて入れなかっただろうですし。
 最後には無事夕ちゃんにベタ惚れ状態になってくれました。良かった。
 きっと今頃水面下では、セキュリティガバ太郎の夕ちゃんにネット越しにくっついてるネットウォッチャーの皆さんをえげつない方法で片っ端から潰しまくってるんじゃないかと思います。知らんけど。
 
 あ、あとクソみたいな余談ですけど、彼の母親は町枝といいます。なんで名前が決まっているのかというと、本編終了後に笹野原と体が接触してしまう系のイベントがあるたびに、蒔田が必死に母親のことを思い出して冷静さを取り戻そうとするシーンがあるからなんです。町枝は十条のオバャン向けセレクト衣料ショップで働くコワモテ細身のオバチャンで、蒔田としては絶対にエロい目では見られない対象なので、笹野原をエロい目で見そうになった時には必死になって彼女のことを思い出すんですよ……クソみたいな話しちゃってごめんなさい……。

 

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 なんとなくこの二人は蒔田×笹野原じゃなくて笹野原×蒔田な気がしています。

 笹野原、決して肉食系ってワケではないんですけども、普段いろいろ抑えている分酔うと暴走しがちなので……(なので普段の彼女は家呑み&外で飲むとしたら女友達とだけ派)

 

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 最初から最後まで結構仲良しな二人でした。

 

 

 

■ 朝倉 江里華 (エリザベ様)

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 黒龍の神子。口が滑りました。
 乙女ゲームにたまにいるタイプの、『主人公とは違った性格のもう一人のヒロイン』を想定して作りました。乙女ゲームや少女漫画によくいるじゃないですか、こういう人。なんかひねくれた性格の苦労性で、生真面目で貧乏くじばっかり引いて、やたら悪漢に絡まれて相手役の男に助けてもらうタイプのやつ。
 ハト×リのアリス・リデルとかもなんとなく意識しています。不器用なところとか凄い似てますたぶん。ほっとくとバッドエンドルート待ったなしなお姉さんです。
 挫折経験ばっかり積んでる生真面目保育士。プライドが高いというか、気高い感じのする人です。
 小平生まれの小平育ち。西武新宿線沿線が彼女の縄張り。中野とかでよく遊んでたんじゃないかなと思います。
 ピンとこない人にはピンとこないけど、特定の属性を持つ男性にはびっくりするほど惚れられる系の容姿を持っているので、街中で急に強引なアプローチを受けることが多々あります。(そして友人達から「なんでそんなにトラブルに巻き込まれるの!? 私そんなこと一度もないよ!?」と首を傾げられます)
 彼女は数年間に及ぶ社畜生活と人間関係のストレスで回復不能なレベルまで基礎体力が落ちており、バリキャリ路線は完全にあきらめざるを得ない体になってしまっています。
 それでもプライドも自立心も高いので頑張って自分に出来る範囲でお金を稼いで暮らしていて、でも将来は小平に戻って親の介護しなきゃなーなんてこともうっすら考えていたりします(一人で出来るわけがないのですが、その辺は彼女はまだあまりピンと来ていない)
 そんな彼女を振り向かせ、同棲からの結婚にまで持ち込むための三田村君の戦いが削除分の章であったはずなのですが……後日談でその辺もかけるといいなあと思っています。無理かもだけど。

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 本編中は強気なシーンが多かった朝倉ですが58話以降の後日談では三田村の胸ドンドン叩いてボロ泣きしたりしてます。気が強い=何事にも動じないなんてワケもなく……。

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 あと作者の技量不足であんまり美形に見えないんですけどよく見ると整っている子です。全然そんなふうに描けないのですが……。

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 朝倉は社畜時代に服を買いに行く余裕がなくて大学時代のをそのまま着ており、さすがに古くなってきたので笹野原と一緒に服を買いに行く短編があったのですがどっか行きました。

 短編は主にカクヨムにて出したりしまったりしていることが多いのでたまにのぞいてみて下さいませ。

 

 

 ■ 三田村京伍 (ヤン)

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 極悪不動産新宿本店のエース的存在。新卒から数年は某財閥系大手デベで働いていました。
 デパ地下をスーパー代わりに使う金銭感覚ぶっ壊れ系エリートリーマン。人に気前よく奢(おご)る反面、できない部下は容赦なく泣くまでド詰めするし、ガムテープや灰皿が飛び交う激ヤバ系職場の中で、時として社長にさえも歯向(はむ)かう狂犬です。でも数字というか売り上げもガンガン引っ張ってくるので、誰も文句言えない的なアレ。物調仲介各種調整作業もろもろ、全部請け負う何でも屋。泥にまみれている日も多いです。
 そんな彼ですが、実は他の皆さんと違って自ら仕事に没頭して死にかける暮らしを選んでいた人なので、その気になれば割と休日も工面できる人でもありました。本当は裁量がかなりあるので、サボろうと思えばサボれるんです。
 ただ、社長は一応身内の偉い人なので(三田村は修業を兼ねて身内の会社で30くらいまで働くことを命じられています。その後は父親の会社を継ぐ予定)、頭が上がらない存在でもあり、三田村君がタワマン住まいなのは、実はお金持ちだからというよりも同じタワマンに住んでいる社長と社長の愛人(特殊関係使用人的なサムシング)の使いっぱしりのためという悲しい理由があったりしました。(タワマン住まいなのに三田村自身は夜景に大して興味がなさそうなのはそのフラグのつもりでした。あと、妙に女の子への連絡がマメなのもつかいっぱしりで慣れているからです)
 エリートながらに結構実家がらみのあれやそれやでがんじがらめな人で、本人はそんな自分に心底うんざりしています。仕事に没頭しているのは大体そのせいです。「仕事で忙しいから」といえば実家の干渉が来なくなることに味を占めてしまったんです(連載を早めに切り上げなければならなかったので、このあたりはばっさり削除せざるをえなかったエピソードですが……)。
 結婚もしたいし実家とは関係のない仕事に就きたいとは一応思っているけれども、揉めること必至なので考えたくないのです。仕事上での闘争(コンフリクト)には慣れているんですが、実家で、しかも自分の意思を通すための戦いをやらなきゃいけないってことについてはめんどくさすぎて考えたくもないっていうアレです。
 キラキラしてない割と気の強めな女の子 (エリカさん)に惹(ひ)かれているのも、なんとなく自分が自由になった後に一緒に歩いてくれそうな子、一緒に戦ってくれそうな子を求めていたからなのかもしれません。まあ外見に惹かれてるって要素もかなり大きいだろうけれども。

 彼は間違いなく本作品きってのMVPでした。凄くよく動いてくれるし、人にも興味を持ってくれるので、彼のおかげですごく話が回しやすかった場面が沢山ありました。
 ありがとう三田村……実は友達の語る理想のキャラを頑張って組み合わせた人物で、実はこの人のこと私はあんまりよく分かってないんですけども、でもありがとう……。

 

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 第一印象最悪なところから異様な頻度での奇跡が続き、仲良くなることができた二人。フィクションだからね、仕方ないね!

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 髪下ろすと印象が変わるタイプです。 顔が難しいので三田村君の絵はあんまりありません。

 

 

 

 ■ レギス

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 最後まで異世界人じゃなくて技能実習生って設定にしようと模索(もさく)していたんだけれども結局異世界人になり、しかし異国っぽさだけは見事に外見に残ってしまった人です。
 彼は完全に別作品から引っ張ってきた人なので、ノリも雰囲気も本作品とは合っていませんでした。でもすごく頑張ってくれました……ありがとうアナタくん。ピュアな子です。
 しかし本当、作者が剣と魔法の世界を一切書いたことのない人間だったので、魔法がらみのアレやソレやは説明が多い割にこう……本質がつかみにくいフワっとした説明になってしまったことは本当に申し訳なかったなあと思っています。
 まあ、こんなマイナー作品の魔法の知識なんて一生懸命覚えたところで現実世界においては粉微塵も役に立たねえので、フーンって読み流してスウっと忘れて頂けますと幸いです……読み直してみると「あーーここの矛盾に見えるところが説明できてないーでももうどうしようもないー」って頭を抱えてたくなってしまう場所が結構……結構、あるのです……。

 

 


■ 熊野寺 省吾 (管理者)

 この人の項目、こっぱずかしいので今まで敢えてつけていなかったんですけど、身内で勘違いする人が続出しているのでつけておきます……。【2018/05/10に追記しました】
 彼は作者の化身です。
 これといった能力もなく、能力のなさを補えるほどの覇気もなく、そのくせやたら衒学的(げんがくてき:知識をひけらかし、傲慢な態度を見せること)で、自分で自分のことを頭がいいと思いたがっているタイプの小悪党。本当に最悪ですね。私です。
 明らかに自分が悪いことをしたと分かっている時にも、なんとか小ずるく立ち回って自分が悪くない理由を探そうとする本当に駄目な大人です。反吐が出ますね。まあ私なんですけど。
 自分を見失っている美形の天才少年なんかより、悪い大人()や悪い社会()にアレされた自分の方がはるかに可哀想じゃん俺は全然悪くないし世の中が全部悪いとか思ってます。大人の風上にも置けないまことのクズですね。それが私です。そして熊野寺君なのです。自分で自分のことを人に理解してもらえない少数派だと思っているけど、割とよくいる量産タイプのゴミです。お呟きサイトとかによくいるよくいる。むしろネットでは多数派な人間です。

 あと人生に疲れているので視界に美少女しか入れたくないところもそっくりです。
 自分に魔法が使えるなら、世の中の人間を全員褐色筋肉娘とドエロガハハ系お姉さんに変えてやりたいです。そうして美少女化した全世界の人間にビキニアーマーの着用を命じたい。

 そういうことなんです。

 これは勘違いされると本当に無念なので声を大にして何度も言いたいんですけど、笹野原も、朝倉も、蒔田ももちろん三田村君だって、断じて私の化身や自己投影の対象ではないです。
 ……あれらは二次創作中の推しキャラみたいなもんなんです……私にとっては……。

 

 

 

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後日談について。

 

 バールナース(なろう版タイトル「こじらせナースの異世界チートはゾンビゲーのち身バレ。ところにより恋になるでしょう。」)は、本編全58話の作品です。

 

 59話以降の後日談も存在するのですが、後日談は本編の比じゃなくパロディ要素が強いため、なろう様への掲載は行わない予定です。大変申し訳ありません……。

 最終話でほんのりくっつきかけた人たちのもう少し掘り下げた話とか、魔法の話をもうちょい引っ張ったりとか(本当は自信がないのでやるつもりはなかったんですけどファンタジー要素入れてくれって声が多かったので……)、大体そんな話です。

 

 蒔田笹野原が異世界でじれじれしていたり、朝倉が三田村の生い立ちを知ってタワマンの最上階でボロ泣きしたりしています。

 58話から初めて80話まで行ったのですが体力気力切れで現在更新が途絶えております。ので、そういう意味でもなろう様には掲載しないほうがいいかなあと考えております。

 

 後日談はカクヨム様にて連載を行っておりますので、よろしかったら以下のリンクからどうぞ。

 ★★★評価や感想など頂けますと本当に本当にうれしいです。なにとぞ~!

 

‪バールナース~ゾンビゲー異世界チート、のち身バレ、恋~(threehyphens) - カクヨム

 ↑カクヨム版へのリンク

 

 また、バールナースは野生のプロosmさんによる英訳がされておりまして、実を言うと日本語版より英語版のほうが人気っていう驚きの事実があります(現在登録ブクマ数730件超え……どういうことなの……)

 

 翻訳の精度がマジパなくて、きっちり対訳しつつもネイティブ独自の言い回しがふんだんに使われた本翻訳版は英語学習に最適です。

 また、英語がイマイチわからずとも、各話ラストごとにある感想欄だけでもぜひ見てみるときっと楽しいと思います。英語圏のフレンズが素直な感想をバンバン書き込んでくださっているので……!

 私は英語能力がイマイチですが、感想欄を楽しんでいます。もちろん英訳バールナース本文も! 作者と訳者でガンガン打ち合わせをして私のイラストも使ってもらってます。ぜひぜひ~。

https://work.nwong.net/post/185770604317/cbn001

work.nwong.netosmさん版英訳バールナース1話へのリンク

 

 

 最後に、この作品を読んでくださった方に描いていただいたファンアートを。

 

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 桐生さんとセラちゃん!! めちゃめちゃ可愛い……!!

 繊細なタッチで表情の特徴とか物体の質感をしっかりとらえつつも生命感に溢れるイラストをいただきました。とのちゃさん(Twitter ID @to_no_cha)ありがとうございました!! ファンアートとっても嬉しかったです……!(※ご本人から掲載許可頂いております)

 

その後ツイッターでめちゃんこ描いて下さったのでこちらも許可を頂いたうえで掲載させて頂きます……めちゃめちゃ嬉しい……二次創作めちゃくちゃ嬉しいです。ありがとうございました……!!

 

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セラ&桐生さん

ニカっとした笑顔とため息交じりの苦労人顔が素敵なコントラストを演出していて何より可愛い…!!桐生さんの手に浮き出た血管がさりげなく怪力アピールをしているところもポイントです。

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エリザベート&ヤン(って呼び名本編でほぼ使わなかったな…)

勝気でありつつ面倒見がいいせいでいろんな無茶に付き合う羽目になり苦労の絶えないエリザベート、いかにも軽薄そうで柄も悪そうなんだけども実は優しい三田村、二人の表情が性格をよく表しています……凄い……。

 

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『どうせ助からない』世界の中で

背景すごいー!!!! 街だ、ゾンビがいる街だ!!! キャラクター達ももちろんのこと、この黒のみで表現したゾンビの二次創作めっちゃ嬉しいです…! 女の子向け作品の自分の絵柄にゾンビという存在をなじませるためにめちゃめちゃ悩んだ奴だったので…!!!!

 

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熊野寺

愛すべき(愛しているのは私だけでしょうが…)量産型クズ。怨念の表現がすごく好きです…。

 

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あの、アイツです……ゾンビゲー編の終盤で暴れていたほうの熊野寺君です……!(容赦なく書いたバージョンの顔全部怖いってすごないですか!?!?!?)

 

 

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オープニングのアレ

色がパキッとしていてお顔が可愛くてとのちゃさんズイラストめちゃめちゃ素敵です……!!!!

 

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漫画ー!!!!

漫画漫画漫画!!!!!

2コマ目の桐生さんがマジでカッコよすぎて(そのほかのコマのもですが)、作者の私が桐生さんの夢女になってしまうところでした……しかも同担拒否系の過激な方に!!

 

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アップルマークがいい味を出している蒔田さん。蒔田さんはスマホゲーを作っている人なのできっとリンゴマークの方のPCを使っていると思います。三徹で死にそうな顔をしているのでこれはきっと異世界転移しちゃう前の蒔田さん……。

 

 

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淡いカラーのセラ!!胸元の布の感じが凄い……!!美術系の方なので物体の形の取り方がめちゃめちゃうまくて本当に凄い&素晴らしいのです……。

 

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麗しいエリザベ様。彼女の杖は地主杖といって、挨拶なしに越してきたよそ者や無礼な不動産屋をつつきまわすためのアイテムです。

 

とのちゃさん最高の推しまくりイラストを有難うございました……!!!

Drawings2

 

ワードプレスのブログの方に先に載せていたのですが、一応こっちにも。

ここ二日ほどは挿絵のような何かをちょこちょこ描いていました。

 

今はなんか何の前触れもなく絵のスランプを抜けたのでバリバリ描いていますが、また特に理由もなくスランプに陥って描けなくなる可能性も高いです。描けるうちに色々描いておかねば……。

 

 

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第2話 銃、病原菌(というかゾンビ)、あと取って付けたようなイケメン要素

 

 

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第3話 どうせ助からない世界の中で

 

 

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第4話 You have been warned.

 

 

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第5話 呪いのアプリじゃねえんだから

 

 

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第6話 バールを持ったエンジニアは大体クソ強い法則

 

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第7話 地獄の軍勢(構成人員十名まで)の爆誕

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第8話 この人となら、戦える。

 

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 第9話 『世界の最果て』改め、未登場エリア『スラム街』

 

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第10話  仮眠から目覚めた悪役令嬢

 

おぼえがき3 Remembering 3

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載せる絵がなかったので過去の絵を今更再掲しておきます。

 

こんばんは、threehyphensです!

今は様々な仕事を終えた深夜なのでとても眠いのですが、段々とこのお祭りが複雑になりすぎていて、他の人たちから全貌が見えなくなっているかもしれないなと思ったので、色々な色々をざっくりとこの場所に書かせていただきます。

 

最近あった大きなこと二つ。

 

一つ目。

Novel Updatesの翻訳者メンバーの方から「あの場所は作者がレビューを書いてもいいんだよ! なんなら俺翻訳するよ!」というとても暖かい申し出を頂いたので、英語圏に日本語でレビューを書きました。

私のレビュー、悪質な書き込みだと判断されてアカウント削除されるとか……されないといいな……(された時にはみんなで笑ってください)

かなり削ったのに長い文章になってしまったので、LysUltima (Ebisu)さん、どうかご無理をなさらないで下さいね……!あたたかいお言葉をありがとうございました。

 

 

二つ目。

バールナース英訳版、「やってみる!」と素敵な申し出をして下さった方がいらっしゃったので、お願いすることになりました。osmさんどうぞよろしくお願いします。数週間後か、それより後になるかもしれないとのことです。バールナースはとても翻訳が難しい作品だと思うので、osmさんもどうかくれぐれもご無理をなさらないで下さいね……楽しんで翻訳できる範囲で何卒、何卒……!

 

※今ふと思ったのですが、バールナースの翻訳はzombie arc(ゾンビゲー編)だけの翻訳の方がいいのかもしれません。

現実世界編以降は日本独自の物語構成なので英語話者の人たちに楽しんでもらえる自信が私は全くないです……。

 

 

以上、ざっくり説明でした。後日詳細を書き足すかもしれませんが、いまはとにかく眠いのでこんなところで。

おぼえがき2 Remembering 2

※ This article is written in Japanese in the first half, and in the second half in English. 

 

 

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バールナース二話を翻訳してもらったよー!
こんな凄いことってありますか!?
訳者様、本当に本当に本当に本当に×∞ありがとうございます!!

https://mojotranslations.wordpress.com/2019/06/04/crowbar-nurse-2/

 

これは本当にありがたすぎる……!

『翻訳』という営みは、とてもとても頭を使う大変な作業です。


グーグル翻訳のおかげで英語とドイツ語、英語とフランス語などは『翻訳』と書かれたボタンを押すだけでかなり正確な翻訳が出来るようになった……と、英語圏の人から聞いたことはあります。
ですが、日本語⇔英語の機械翻訳はまだまだうまく行きません。ルールが違いすぎるからです。

何せ日本語は主語をとても省略しますからね。そりゃあね、主語抜いたら誤訳の温床になりますよね!!(バールナース二話の翻訳作業に挑戦したときにも滅茶苦茶苦労しました…でも主語を入れまくると日本語としては不自然な文章になっちゃうんだよなあ)

それに、日本語は一人称(俺、僕、私、わたくし、あたし、など)がとても多彩です。そして多彩だからこそ会話のみで小説を進め、地の文を省略することがあります。
例えば、


「コイツは『俺』のもんだ!」
「違う! 『私』のものだ!」
「それは『オイラ』のものだったはずだったんだけど」
「いや、もともとは『我輩』のものだった」


……って感じの文章ですね。
商用小説よりも砕けた文章の多いウェブ小説で使われがちなテクニックです。『彼女は言った』『彼はそういって頷いた』などといった地の文を入れなくても、誰が何を言ったのか分かるのです。そう……日本語であれば。

ですが、ご存知の通りこれらの一人称は機械翻訳にかけると全部『I』に統一されてしまいます。すると、


「コイツは『私』のもんだ!」
「違う! 『私』のものだ!」
「それは『私』のものだったはずだったんだけど」
「いや、もともとは『私』のものだった」


って文章になってしまうんですねぇいやあ意味不明ですねぇ! いったいどれが誰のセリフなんだよおおおおおおおおお!!

……と、こういった経緯から、日本語話者が機械翻訳に100%頼ることは事実上不可能なのであります。翻訳、ものすごく大変です。大変です。

ちなみにこの一人称の使い分けに関しては以下の英語話者の方のブログが詳しいです。

https://legendsoflocalization.com/personal-pronouns-in-japanese/


あとね。

グーグル翻訳さん、バール(Crowbar)をなぜか棒(bar)に訳しやがるんですよ……。なんでだよ……。
機械翻訳はバールに限らずそういう謎訳もかなり多いです。天下のグーグル様がまさかそんなって思いましたが、事実として謎訳が出まくってしまったのだから仕方ありません。

日本語を英語に機械翻訳をするという作業はボタンを押してポン!で済むような簡単なものではないのだと今回私も思い知りました。


https://forum.novelupdates.com/threads/crowbar-nurse.86749/

なんかこの「翻訳して欲しいウェブ小説スレッド」みたいなところで話題にしていただいていたみたいです。有難い。
Novel Updatesさんのルールが良く分かっていないので(作者が書き込んだり良いねしたりすると怒られるルールなのかもしれない)、Novel Updatesの専用ページはただ見守るにとどめていますが、とても嬉しく有難いことだなあと思いながらリアクションを見させていただいています。ヤッター楽しい!!



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Hi!
We have translated the chapter 2 of Crowbar Nurse to translators!
Thank you very much for the translators!!!!!!

 

https://mojotranslations.wordpress.com/2019/06/04/crowbar-nurse-2/


I also thank the English speakers. Thank you for your interest in my novel!!!

I respect translators. Because English and Japanese have completely different grammar. Translating this difference is a daunting task.

If you try to machine translate a Japanese web novel into English, the translated text will not contain the abbreviated Japanese language subject or too many first person types of Japanese language.

English and Japanese are really too different languages.
I think that the sentences I am writing now are also translated into sentences I did not expect.

(Needless to say, I am not good at English. My favorite subject was Japanese and philosophy and Nursing. I wish I had studied more English! !)


Anyway, the event that Crowbar Nurse's chapter 1 and chapter 2 were translated was a very exciting event for me.
I would like to thank you again and again. Thank you very much! ! ! ! !


※ By the way, I have not understood the rules of Novel Updates. As a novel author, I am careful not to respond to Novel Update's novel reviews and comments. (The acts that the author tries to enliven their own novels are prohibited in Syousetuka ni Narou. Kakuyomu does not particularly prohibit it.)
However, I am very happy with the response to my novel at Novel Updates.
Thank you very much!!!!

ゾンビゲー編2 the zombie arc 2( Chapter 2)

 
To those who came to this web page.

Nice to meet you, I am the author of Crowbar Nurse.
Thank you for finding this web page.
I think you've probably come to this web page searching for the words Crowbar Nurse or Bar Nurse or バールナース.
A few days ago I was very happy to know that English speakers were interested in my novel.
However, I can not write or read English well.
So I used Google's wonderful translation feature to translate a few sentences in my novel.
My translated novels may be misinterpreted, difficult to read, or difficult to understand. But I would be glad if you could enjoy my novel.
 
 
 
PS 2019/6/6

We have translated the chapter 2 of Crowbar Nurse to translators!!!!
Thank you very much for the translators!!!!!!

 

https://mojotranslations.wordpress.com/2019/06/04/crowbar-nurse-2/

 

 

And, if you are interested in my illustrations, you can find the illustrations at the URLs listed below. I'm glad if you watch my illustrations.

 

sousakuoishii.hatenablog.com

sousakuoishii.hatenablog.com

sousakuoishii.hatenablog.com

sousakuoishii.hatenablog.com

 And I also have my blog in English. I am glad if you can read it.

3hyphens.home.blog

 

 

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the zombie arc 2
 

 


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The man shouted at the moment he jumped into the laundry room of the nurse station.

"What...Sera!? What the hell is this place!!"
 
The man who shouted at me was an unbelievable beautiful man.
...No. My way of saying was wrong.
I thought of him as an unrealistic looking rather than a beautiful man.

"Huh?...Kiryu-kun !?"
 
I shouted.
The man seems surprised to see my appearance, but I am more surprised than him.
Because that beauty young man was definitely a fictitious existence.
He is the most popular character of the Otome game, 'Rainbow Dream High School Fantasia (2014 release smartphone game)'.

(Otome Game is a game for women who enjoy love with various twinkling. I will supplement for the reader who does not understand, just in case.)
 

Souichirou Kiryu.
 

He has black eyes and black hair, and a mysterious atmosphere.
The guy was like a guide in charge of tips on how to proceed with the game. 
The players were saved a lot by him. So the players naturally like him. Rightly, he was always number one in player rankings.

...... But he is a so-called hidden character.

In other words,
the story of Kiryu-kun can be played after the player has completed the romance with the other characters.
That's why Otome Game players made an effort to reach a happy ending with their beloved KIryu-kun. They cleared other men who were not very interested in them. It's an aside aside.

Kiryu-kun said while looking at me:

"We'll talk later, Anyway, let's shake off these zombies !!"

When Kiryu-kun shouted so, he grabbed my shoulder and stood up.
He asked me that.

"Can you move?"

I answer his question while bowing.

"Oh ... uh, uh, I'm very sleepy now, so maybe I can't."
"OK, I understood. Hide behind me!"
"Well
... OK,OK!"

I answered his question.
This Kiryu-kun is completely different from the Otome Game's one.
I was surprised at the appearance of the man, but I was also quite surprised at his tone.

Kiryu-kun in the Otome Game was more mysterious.
But,Kiryu Souichirou in front of me is not mysterious at all. He is extremely aggressive.
I wondered about him.

(It's strange, it's like there's another human in Kiryu-kun's body ...)

(......?)

(...... Did this guy say zombies now?)

I thought about that, I saw a monster in front of him and shouted.

"Huh? ... really zombies!?"

I screamed while Kiryu grabbed the crowbar that was lying on the floor and beat the zombies.
Blood and various purulent effusion splattered on the floor. It is natural that rotten water comes out if you hit the corpse.
The zombies flew one after another with Kiryu-kun's crowbar. He seems to be very strong.
Kiryu-kun kicks the fallen zombies wildly and makes a way, grabbing my wrist wildly.
We just jumped out of the door.
His hands are very warm.
I was surprised to see KIryu-kun's strange and sloppy look, but I could not feel that only the warmth of his hand was a fiction.
Even though I know that I am in an emergency, I feel relieved by the warmth of his hand.

(Even though this guy is strangely accustomed to violence. KIryu-kun was such a rough character, huh?)

I went out of the door with Kiryu-kun, thinking about that.
Outside of the door, of course the nurse station I was used to seeing.
...No, it was a mistake to think so.
There was no reason to be a nurse station.

It was a back alley that I did not see.
A busy foreign country with a cloudy, overcast sky.
It is a place I have never been to.
...However, I knew this place.

(What on earth is happening! ? I have played in this place, a video game! !)

I am astonished at the surprise.
KIryu runs ignoring me who is surprised.
He shouted.

"Hurry, zombies will catch up with you!"

He does not wait for my reply.
Hatred creatures are chasing from behind.

"Please wait!"

I shouted.
I am a nurse with hard work, lack of sleep, and eating very little food. If a tired person like me suddenly rushes, I will die.
Though I thought so, my body was strangely well.

(......What?)

I was wondering in my heart.
My head was clear. Even though I was sleepy and body heavy until a while ago.

(I'm weird ... my body is almost not tired. I should have been so sleepy ...)
 
 
 
 
I thought it was strange.
Perhaps I was dead in the laundry room of the nurse station a while ago. So, this may be the world after death.
... No, there is no reason for the world after death.
I feel breathless when I run and I feel the zombies chasing after me are smelling.
I am still alive because I can feel pain and smell in my body.

I ran around with my hand grabbed by KIryu and looked around again.

Thin back alley. Tattered wall.

There are many old buildings that may be diagonal at the rebar level.
A lot of dirty outdoor HVAC units are attached to the wall of the building, and there was a gutter that came off.
If I involuntarily look behind, zombies are slowing down ... No, they're chasing at a good pace. If we stop, it will be caught up with a horde of monsters in a matter of seconds.

(It seems that zombies can not be killed just by KIryu's hitting the crowbar once. ... Anyway, I have to somehow manage those zombies ......)

Even so, although I should have been at the nurse station, why are we chasing zombies?
I have no idea.
First we had to annihilate the zombies.
I wanted time to think about the situation we are in now.
I told myself to be cool and I looked around again.

(This is the place I have seen before, no matter how many times I see it)

(This place is like a game map. It's a place like a video game I've played many times.)

(In other words, is this the world of games !? Such a fool!)

I realized the ridiculous facts and my goose bumps stood up.
There is no doubt that you look again and again.
This world is the same as the stage of Dead Man's Conflict 3 (released in 1998, consumer game) which I used to play for a long time.

The content of this game is easy.
Players just need to kill zombies anyway.
The protagonist of the game is a youth named Nick, who aims to escape from the confi-city, which has been contaminated with zombie viruses.
The game stage looks like an American street, but it is not American but Japanese. The voice actors of the game are Americans, but the English being spoken is strangely bad. This is a common phenomenon in games for the overseas market made by the Japanese.
 

Downtown.
 

This is the first stage where Dead Man's Conflict 3 begins.
The beauty of the screen is quite up, but no doubt. There should be a door that leads to the next stage, Up Town, in a place further ahead.

(Because this is a winding maze-like path, novices have a hard time trying areas ...)

I thought while looking around.
During high school, I loved zombie games.
Of course, this Dead Man's Conflict 3 also played a lot. The game can be played forgetting the gloomy reality. I was completely desperate for killing time.
So I didn't think it would be useful to play zombie games like now.

(...... Well, this road ahead is ...)

I look at the road in front and narrow my eyes.
There were three ways in front of you. KIryu-kun is pulling my hand and trying to go the middle way.

"No, KIryu-ku ... Kiryu-san!"

I scream and scream, holding on to Kiryu's hand.
So, out of reflex, I called him Kiryu-san. It is rude to call a person you first met with the -kun suffix.

"Ah! Why do you stop me?"

Kiryu looks down at me while puzzled.

"We will catch up with zombies when we stop!"
"But it's no good Kiryu-san! The middle road is a dead end!"
"What did you say?"
"The way here ... The way on the left is the correct answer!"

I immediately pulled Kiryu's hand and chose the left road and started running.

"Oh, I guess that's a dead end. It's covered with a yellow tape. The tape says Keep Out."
"The truth is, the yellow tape will disappear on the second lap!
But the important items are hidden on the left way! The tape breaks me! "
"Break the tape !?"

I grabbed a yellow out-of-the-box tape printed in KEEP OUT and black Helvetica font.
In the game, this tape can never be broken.
That's because it's a place that is set to pass only if it's clear two weeks.
This tape will never be broken in the game, regardless of how many times the main character hits or cuts with a knife.

"Ahhhhhhhhh!!"

I screamed and torn the tape off.
I have no restrictions like game characters. As a human being, I can break it as easily as tape.
Kiryu looks at me strangely.

"What do you know?"

I can not afford to answer his question.
We run the road on the left by eliminating the tape that was put on multiple layers in about 5 seconds.
I have not played games at all for the past five years. Because I was busy studying to become a nurse.
In the past six months when work began, I was unable to eat or even go to bed.
I am in a state where even SNS does not look on a smartphone. Still, my body remembered. I remembered that I had done this game.

Arriving to the end, I slammed the window that met the wall. KIryu says.

"Sera-chan, I can't open the window of this world. I know because I tried it before I met you. This world is like a game."
"No problem, only this window can be opened!"
 
I said. And I hit the window glass violently.

I wondered how Kiryu called me Sera-chan.

But rather than thinking about Kiryu's words, I have to worry about the big window in front of me.

Even if I hit the big window, it didn't open easily. no time. Behind us are monsters. I reluctantly knocked down the crowbar that Kiryu had and pounded on the window.

I had the crowbar for the first time in my life. crowbar is very heavy because it is made of iron.


"Ahhhhhhhhh!!"
"... Are you just a gorilla running away from the zoo?"

Kiryu mutters with my strength, but I don't mind.
I'm glad I played zombie games.
I was really glad to find out a lot of game capture information.
I was crushed at work for half a year, but my brain remembered this game.
Behind this window are items that only the person who played the game knows.


"You can see the room behind the window. Are you really going into the room?"
"No problem! Be careful not to touch the broken glass!"

I pushed into the room through the window while I was so good.
And I use my memory to go through the battered room.
Then the item was at the back of the room.

The dead body of a middle-aged man sitting in a dining chair is the Mugen machine gun, which can be used infinitely.
I grabbed the Mugen machine gun with force.
The middle-aged man who robbed the machine gun becomes a zombie. It is the same development as Deadmans Conflict 3.
I kicked the face of a sitting middle-aged  dead man and fired a machine gun.
I hated killing, but I couldn't help it.
Even when playing Dead Man's Conflict 3, players will be game over if they do not immediately defeat this zombie middle-aged man.
My first Mugen machine gun was very heavy.

"Wow, middle-aged male zombie are still alive.Die!!"

"... Why is this woman so strong ..."

Kiryu-san sees me and mutters stunnedly.
I can not afford to bother him. The zombies came here from the window.

"...They have done it! Zombies have been chasing us!"

Kiryu-san shouts. But no problem. We have a Mugen machine gun.

"Please leave it to me!"

I said that, I looked back.
And I face the zombies. They crawled on the floor or walked slowly and came towards us. I will hold up the machine gun. It's a strange story. Although I have never used a machine gun, I have been able to use a machine gun.

Gunshot.

It is a head shot after making it in burst mode.
Then I switched the machine gun to continuous fire mode and beat zombies one after another.
Seeing me strong, Kiryu-san said, stunned.

"I just asked you... but why are you so used to killing zombies. Are you scared?"
"No.And you should not be scared when fighting zombies.
Some zombies have prisoners. There are zombies who pretend to be dead and try to kill players.For example ... this zombie falling in front of us!"

I kicked the monster who had fallen while saying so. The zombie was not bleeding.
 
"The zombies in Dead Man's Conflict 3 pretend to be dead if they don't bleed after killing.
When you get close to a dead pretending zombie, you will be grabbed or bitten. Please be careful"

I look around while explaining the rules of the game.
I was convinced that the surroundings were safe, and I sighed for peace.

"......"

And I met with the stunned Kiryu-san.

"......"

"...... ..."

"...... ... uh.
Kiryu-san, this place is safe!
And I am not a person who swears and enjoys anomalous murder! I'm a gamer who just likes zombie games! "

I made an excuse for him desperately. Kiryu-san looks at me with a mysterious look.
 
 
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Next chapter's preview

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※ By the way, if the translator wants to use my pictures as an illustration for a translated  novel, I can allow it for non-commercial use.
I am very happy that people other than Japanese can enjoy my novel.
 

おぼえがき

こんばんは。

バールナースの作者です。調子はとても悪いので、前にもツイッターで報告させていただいた通りな感じに静かにし続ける日が続いています。(ツイッターでは若干騒がしくしていますが)

ここ数日様々なことがおきたので、その経過を備忘録がてらここに記録しておくことにしました。
はてなブログに書くかなろうの活動報告に書くかカクヨムの近況欄に書くかめっちゃ悩んだのですが、どこもかしこも規約でギチギチに縛られていて、あんまり自由にかける場所ではありませんので、ここで。


バールナース一話、英訳されたってよ。

削除する直前のなろうでのpt、確か1000くらいだったはずなんですけど、いったいどうやって見つけたのでしょうか……。(以下、掲載ページに飛びます)


https://donovelsdreamofbettertranslations.wordpress.com/2019/05/22/bar-nurse-chapter-1-teaser/

 

ヤッター! たのしい!!

なんか向こうのウェブ小説情報サイト?にもどなたかが情報入力してくださったみたいです。かなり昔に描いた表紙絵も載っています。

すごい……何度か題名変えてるのにどうやってピンポイントで正解の絵を探し当てたんだ……。(以下、掲載ページに飛びます)

https://www.novelupdates.com/series/crowbar-nurse/

ヤッター! めっちゃたのしい!!


実は、英訳されたと知る数日前、たまたま英語圏のウェブ小説事情を調べて遊んでいたんです。それで、

「わーはははは! 英語圏のウェブ小説、人気ジャンルがことごとく夢女子向けのやつじゃんか! すごいぞ私たちの海外の仲間はここにいたんだ! 世界はやっぱり一つなんだ!」

……とゲラゲラ笑っていたのですが、なんかこっちだけが見てるつもりだったのが向こうからも見られていたみたいな、そんなビックリが起きてマジでビックリしました。ビックリした。超ビックリした。ていうかなんつータイミングよ……。

バールナースはレトロゲーネタとチートバグネタ、医療小ネタがぐちゃぐちゃに混ざった感じの、極限まで人を選ぶジャンルの小説です。


しかも書いた当人はそのどれも特に意識して入れたわけではなく、「流行りに乗った恋愛小説を書きたいなー」と思って書き始めたらなぜかチョコレートストロベリー味のもつ鍋が出来上がっちゃったみたいな、そういう悲しいアレでした。
個性が偏りすぎた系のウェブ小説家の悲しいあるあるですね。

多分ひとやま百円くらいで同胞がカゴに盛られてラ○サーズとかで売られていると思います。いやこれは謙遜でも卑下でもなくて、マジな話で。ウワーン!


さて、で。
この突然の英訳イベントが起こった経緯ですが、どうやら私の持病の発作(自分と作品の将来を悲観し希死念慮が高まった結果唐突に作品をネットから削除する奇行)に遭遇した海外の読者さんがビックリしてしまって、海外の掲示板? で話題に出したところから色々な色々が始まったらしいです。

 

先月末(2019/4/30あたり)に、発作が起こってなろうから作品を削除してしまったんですよ。
その件に対しましては改めて平謝りさせていただくしかありません。本当に申し訳ありませんでした。

普段は頂けるリアクションが控えめでも全然頑張れるんですけど、人生つらぽよメーターが振り切れるとごくごくたまにやってしまうのです……。

私は消える方か消えないかで言ったらふっと消える方のウェブ作家なので、私の作品でもしお気に召したものがございましたらダウンロードとか全然なさってくださいね……。

 

 

さて、バールナース一話が英訳されちゃった話に戻ります。
訳者さん曰く、技術用語の多すぎる小説のため翻訳が難しく、一話のみお試しでやってみたという感じみたいで、一話以降更新する予定はないとおっしゃっておりましたので、このイベントはこれにておしまいだと思われます。訳者さんありがとうございました、めっちゃ笑いました!


翻訳に関してはさまざまな主義思想をお持ちのウェブ作家さんがおられることは存じ上げておりますが、こと私の作品に関しては、非商用である限り翻訳OKですので、日英堪能な方などいらっしゃいましたら是非是非遊んでやっていただけますと嬉しいです。

日本語学習者は欧米よりもアジア圏に多くいらっしゃることと思われますが、非商用である限り、どの言語への翻訳もOKです。
ただ、商用目的の翻訳・転載や自作発言は不可です。見つけ次第怒りますし、削除申請を出します。


さて、そんなことを考えているうちに、中韓より先にインドネシア語版が出てきてしまいました。一体何がどうなっているんだってばよ……。

https://mynovel.net/novel/bar-nurse/chapter-1/


ヤッター!! めっちゃ超たのしい!!!!

 

訳者さんありがとうございました。予想外すぎてびっくりしましたが光栄です。
このまま海外語訳の人が意訳を効かせすぎて海外語版にしかない謎設定とか発生したら面白いなーとさえ思うのですが、まあ翻訳されたのは一話だけですし、多分今以上の騒ぎにはならないかなと思います。日本語の壁って結構高いですからね……。

 

余力があったら小説の文章を少し機械翻訳しやすい形に分解して組み立てなおして、ゾンビゲー編だけでも英語(もどき)で読めるようにしたいなーと思っています。興味を持っていただけた(そしてリアクションを返して頂けた)のはとても嬉しく幸運なことだったので。



……あ、あと、英語版第1話のコメント欄を見て「このバイリンガルの友達って誰だよコイツに翻訳してもらえよ!」って思った人もいるかもしれませんが、バイリンガルの友達は超忙しいので、小説の翻訳は無理です。頼めません。あれ凄い重労働なので……。

 

 

ちなみに、バールナースはこちらで読めます。

kakuyomu.jp

 

Drawings

小説よりも絵を先に見たい派の方もおられるっぽいので再掲しておきますー。物語の中では序盤メイン人物たちの顔バレはないんですけど、こっちは普通にあります気になる方は自衛してね!!

 

 

 

 

【物語のあらすじ】

 過労死寸前の超過勤務中、とつぜん昔流行した某ゾンビゲー風異世界に閉じ込められてしまった元パリピ基本陰キャの新卒ナース&三十路怪力苦労性のゲーム開発者! 増殖バグやクラッシュバグの仕組みをなんやかんやして、異世界からの全員生還ENDを目指します!

* 本編完結済みです。現在後日談鈍行連載中。
* 序盤と後半はゲームパロネタまみれですが、中・後半、少女漫画&恋愛小説的要素が入ります、ご注意を。

 

 

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■ Sera

セラ・ハーヴィー (本名不明)

 限界病棟のムチャな勤務で死にかけていたはずが、いつのまにやらゾンビゲー『デドコン3』の世界に迷い込んでしまった元気で可愛い新人ナース。社畜
 基本的には底抜けに明るく元気な野生児(やせいじ)で、絶望的な状況の中でもガンガン前に突き進んでいける、やっていきましょう精神の持ち主。動物的な勘(かん)が強く、適当に考えた推測(すいそく)が実は大正解だったりするタイプの物語主人公。
 当初の外見はあくまで異世界中のアバターのようなもので、現実世界での外見も本名も一章の間では不明。(二章の現実世界編で各登場人物の外見含めたプロフィールが明らかになります)
 ライトグリーンのサンドレスに長い黒髪の少女という外見は、デドコン2のヒロインのセラちゃんのもの。

A nurse whose real name is unknown. (Sera)
She seems to be very powerful and always having fun. However, she has had many hard experiences and sad experiences since childhood. She loves zombie games because there are so many painful memories she wants to kill zombies. For a variety of reasons, she gradually loves Kiryu, who helped her. Since she loved Kiryu, she will burn and destroy various game worlds to help him.

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■Kiryu

桐生総一郎 (本名不明)

 ゲーム開発者。三十歳。社畜
 基本的には物静かで受け身がちな性格……のはずが、野生児もといセラに引きずられてツッコミを入れたり、一緒に暴れまわったり、むしろ生き生きとバグ悪用などの悪事に走ったりする事になる人。
 外見は人気乙女ゲーの一番人気キャラの桐生君。三十路が何故こんなコメントに困る姿になってしまったのか……という謎についてはおいおい明らかになる。
 慎重な性格の割に手慣(てな)れた様子で暴力を振るっているので、おそらくは学生時代に悪いことでもしていたものとおもわれる。
 暗い過去を持つ都合上、底抜けにネガティブな人間なため、逆に底抜けに明るく自分を信頼してくれたセラに対して無意識のうちに惹かれてしまうことになる……のだが、当初はあまりそんな自覚を持っておらず、(なんだこのインターネットリテラシー皆無(かいむ)の危険生物は)程度に思っている。

A game developer whose real name is not known. (Kiryu)
A man who is a little shy and quite careful character. He is very familiar with computer technology and gaming bugs. He had a very hopeless experience during his student days. He thinks his life is useless. He is very good at violence because he spent his childhood in insecure areas. In the game world he kills many zombies with only one crowbar. He loves Sera, who has encouraged him. And he tries to help her even at the expense of his own life.

 

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Elisabeth

エリザベート

 生真面目苦労性のお姉さん。社畜。一章中盤から合流するものの、正直一章中はあまり出番がない。
 融通が効かない優等生的性格で、他人に対して厳しい言動をとりがちだが、一度心を許した相手の面倒は自分がどんなに損をすることになってもとことん見てしまう面もある。
 人の恋路を観察するのが三度の飯より大好きで、特に海外ドラマと乙女ゲームが大好物。二次創作も夢小説もどんと来い。
 妙にナンパ系のトラブルに巻き込まれやすい少女漫画系 (あるいは夢小説でも)のヒロイン体質でもある。
 外見はカルト的な人気を持つオトメゲー『ドキアリ』の悪役令嬢、エリザベート様。ゲーム中、正論しか言っていないのに妙に酷い目に遭わされまくって可哀想と評判のキャラクター。

Nursery teacher whose real name is not known. (Elizabeth)
She is very enthusiastic, serious and scared. She makes a strange scream when faced with scary things for her. The real she is very small, so she is likely to be in danger, such as cat calling or abduction attempt. And she is helped by a real estate agent while she is in danger.

 

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Yang

楊 成龍 (本名不明)

 本来は二章冒頭から登場する予定の人ではあるのですが、他に紹介できる場所がないのでここで……。

 圧倒的喧嘩力(あっとうてきけんかりょく)を持つ悪そうなお兄さん。このゲームのような異世界内で人を殺すことに躊躇(ちゅうちょ)がない。悪漢。そして社畜
 謎が多い不動産屋。教養は深い。そしてとにかくガラが悪い。職業柄交渉術に長(た)け、押しも強い。新宿というか東京でこの職種の人と追いかけっこをしてはいけない。
 ひょんなことから現実世界で先述(せんじゅつ)のエリザベ様の中の人に一目ぼれし、以降ギャグマンガのように彼女を追い回すことになる。
 アバターの楊(ヤン)さんは人気格ゲーの最新作に出てくるキャラクターで、呪われた運命に抗おうとしつつ、どうにもならず荒れてるタイプのキャラクターなんだとか。

Real estate agent whose real name is not known. (Yang)
He is handsome like danger and muscle mass. He was very smart and ruthless, killing many people in the game world. However, he falls in love with a nurse at first sight. He has fallen in love with her and tries to protect her from danger.

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■???

 

 

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以下、本編連載中に反響が高かった絵色々と。恥ずかしすぎて説明を入れる元気もないので適当に脳内補完してください……。

 

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